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塗装の基礎知識

2026年1月26日

「外壁塗装を20年してない…もう手遅れ?」塗装一筋40年の親方が正直にお答えします

「気がつけば、家を建ててから20年。外壁塗装は一度もしていない」── ご相談のお電話で、こうおっしゃるお客様は少なくありません。同時に、多くの方が「もう手遅れではないか」「塗装ではなく、外壁の張り替えが必要なのではないか」と不安を抱えています。

結論からお伝えすると、築20年で外壁塗装をしてこなかった家でも、ほとんどのケースは塗装または部分補修で対処可能です。東京・神奈川・千葉・埼玉で40年・16,000件超を施工してきた職人直営のワジャサーが、築20年放置の家に何が起きているのか、どこからが「手遅れ」なのか、何をすべきかを、現場経験から正直にお伝えします。

外壁塗装を20年してない家に何が起きているか

まず、築20年で外壁塗装をしてこなかった家の壁面で、実際に何が起きているかを整理します。塗装業界の一般的な目安として、新築時の塗料の耐用年数は10〜15年とされており、20年は確実にその期限を超えています。

塗膜の防水機能はほぼ失われている

外壁塗装の最大の役割は、外壁材の表面を塗膜で覆い、雨水や紫外線から守ることです。この塗膜は時間とともに劣化し、20年経つと防水機能はほぼ失われています。

ご自身でも確認できるサインとして、外壁を手で触ったときに白い粉がつく「チョーキング現象」があります。築20年経過していて、この症状が出ていれば、塗膜は完全に寿命を迎えていると判断してください。

外壁材そのものへの雨水侵入リスク

塗膜の防水機能が失われると、雨水が外壁材自体に染み込み始めます。サイディングの場合は反りや浮きが、モルタル外壁の場合はひび割れからの雨水侵入が起こります。

この段階で放置すると、外壁材の内側(下地・断熱材・構造材)にまで湿気が回り、家の構造そのものを傷める原因になります。築20年で放置してきた方が「早めに対処してください」と言われるのは、この段階に進む前に止めるためです。

屋根材・シーリングの劣化も同時進行

外壁塗装をしてこなかった家は、ほぼ確実に屋根塗装もしていません。屋根は外壁より過酷な環境にさらされているため、20年放置だと屋根材自体の交換が必要になっているケースもあります。

また、外壁の継ぎ目に使われているシーリング(コーキング)も10年程度で硬化・ひび割れが始まり、20年経過しているとほぼ機能していません。塗装と同時に打ち替えが必須です。

「もう手遅れ」かどうかの判断基準

ご相談で一番多いご質問が、「うちはもう手遅れですか」というものです。判断基準を3段階に分けてお伝えします。

ケース1:塗装+シーリング打ち替えで済むケース

築20年放置の家でも、外壁材自体に大きな損傷がなく、ひび割れや塗膜の劣化が表面的なものに留まっていれば、外壁塗装+シーリング打ち替えで対処できます。

ワジャサーで対応する築20年クラスの相談のうち、おおよそ7割はこのケースに該当します。費用目安は30坪で120〜170万円程度(外壁+シーリング+屋根塗装含む)です。

ケース2:部分張り替え+塗装が必要なケース

外壁の一部に明らかな浮き・反り・大きな剥がれがある場合は、その部分だけを張り替えた上で全体を塗装する工法を選びます。

たとえばサイディングの繋ぎ目部分が膨らんでいる、北面のカビが内部にまで及んでいる、特定の壁面だけ深いひび割れがある、といったケースです。費用は30坪で150〜220万円程度になります。

ケース3:全面張り替えが必要なケース

これは比較的稀ですが、外壁材全体が著しく劣化している、雨漏りが既に発生している、構造材まで影響が出ている、といった場合は全面張り替え(カバー工法または既存外壁の撤去+新規)が必要になります。

費用は30坪で200〜350万円程度。築20年で放置してきたお客様のうち、ここまでの判断になるケースは1割未満です。

築20年放置の家でよく見られる劣化症状

ご自身でチェックできる、築20年放置の家でよく見られる症状をまとめます。複数当てはまる場合は、早めに無料診断を受けることをおすすめします。

  • 深いひび割れ(クラック):髪の毛より太い、または長さ30cm以上のひびがある

  • 大きな塗膜の剥がれ:1か所10cm以上の剥がれ、または複数箇所での剥がれ

  • 広範囲のカビ・コケ:北面の壁一面が緑がかっている、または黒ずんでいる

  • シーリングの断裂:外壁の継ぎ目に隙間が見える、ゴム部分が硬く割れている

  • 外壁材の浮き・反り:サイディングが波打って見える、継ぎ目が膨らんでいる

  • 雨漏りの形跡:室内の天井や壁にシミがある、窓枠周りに変色がある

  • 塗膜の色褪せが激しい:新築時と比べて明らかに色が抜けている

これらは、外壁の四面(東西南北)を歩いて目視で確認できます。脚立に乗ったり屋根に登ったりする必要はありません。気になる症状があれば写真を撮っておくと、診断時に役立ちます。

塗装と張り替えはどう違うか?費用と耐用年数の比較

築20年放置の家のご相談で、訪問営業から「もう塗装では無理。張り替えが必要」と言われたという話をよく伺います。塗装と張り替えの違いを正しく理解しておくと、不要な工事を提案された時に判断できます。

塗装は、現在の外壁材の表面に新しい塗膜を作る工法です。費用は比較的抑えられ、工期も短く、外壁材が健全であれば最も合理的な選択です。費用目安は30坪で100〜170万円、工期は2〜3週間、次回塗り替えまで10〜15年もちます。

張り替えは、外壁材そのものを新しいものに取り替える工法です。外壁材が劣化している場合は必要ですが、塗装で済む状態のうちに張り替えを提案する業者は、必要以上の工事を売っている可能性があります。費用目安は30坪で200〜350万円、工期は1〜2か月です。

カバー工法(重ね張り)は、既存の外壁材の上に新しい外壁材を重ねる工法です。撤去費用が抑えられる分、全面張り替えより安く、塗装より高い中間の選択肢です。費用目安は30坪で180〜280万円です。

判断のポイントは、現在の外壁材が「健全か」「部分的に劣化か」「全体的に劣化か」の3段階で見極めることです。これを正確に診断できるのが、経験豊富な職人の目です。

築20年放置の家を再生する手順

築20年で初めて塗装を検討される方に、相談から完成までの流れをご説明します。

  1. 無料診断で現状把握:親方が直接お伺いし、外壁・屋根・シーリング・付帯部を全て診断します

  2. 写真付き診断報告書の作成:症状を写真で記録し、どの部分にどんな処置が必要かを明示します

  3. 工法と費用のご提案:塗装で済むのか、部分張り替えが必要か、全面張り替えかを判断

  4. お見積もり提示と書面でのご説明:内訳・使用塗料・工期・保証内容を全て明記

  5. ご検討期間(ご納得いただくまで):こちらから契約を急かすことはいたしません

  6. 施工:下塗り・中塗り・上塗りに加え仕上げ塗りまで行う4回塗りが基本

  7. 完了後の保証書発行:書面で5〜10年の保証をお付けします

築20年放置の家ほど、施工前の診断と工法選定が重要です。営業マンを通さず親方が直接診ることで、本当に必要な工事だけを正確にご提案できます。

業者に依頼する際の注意点

築20年放置の家を訪問営業に診断させると、必要以上の工事を提案されるリスクが高くなります。実際の現場で耳にする典型的なセールストークを挙げます。

「これはもう塗装では無理ですね。全面張り替えが必要です」 「築20年放置はかなり危険な状態です。今すぐ工事しないと家が傷みます」 「ご近所で工事するので、足場代を半額にできます」 「この劣化具合だと、相場は400万円〜500万円ですね」

これらは、不安を煽って高額契約に持ち込む典型的な手口です。本当に必要な工事を、本当に必要なタイミングで提案する業者は、こうした言い方をしません。

築20年放置の家であっても、塗装だけで対処できるケースが多数あります。複数の業者から相見積もりを取り、診断内容と費用に大きな差がある場合は、必ず第三の業者にもう一度診断を依頼してください。

ワジャサーの考え方:手遅れな家は、実はそう多くない

東京・神奈川・千葉・埼玉で40年、16,000件超を施工してきたワジャサーは、築20年以上放置されてきた家のご相談を数多く受けてきました。

経験から申し上げると、「もう手遅れ」と思われた家のうち、本当に全面張り替えが必要だったケースは1割にも満たないのが実情です。多くの場合、塗装または部分補修で再生でき、その後10〜15年は安心して住み続けられます。

ワジャサーでは、親方が直接お伺いして無料診断を行い、写真付きの診断報告書で現状をご説明します。塗装で済むなら塗装を、部分張り替えが必要ならその範囲を、本当に全面張り替えが必要ならその理由を、根拠をもってお伝えします。

ご相談・現地診断・お見積もりは全て無料です。診断結果をご覧いただいた上で、他社と比較されることも歓迎しています。

まとめ:築20年放置でも、まずは正しい診断から

外壁塗装を20年してこなかった家でも、「もう手遅れ」と決まったわけではありません。実際には、塗装または部分補修で再生できるケースが大半です。

大切なのは、訪問営業の不安を煽る言葉に惑わされず、信頼できる職人による正確な診断を受けることです。築年数だけで判断するのではなく、実際の外壁の状態を、経験豊富な目で見極めることが、適切な工法と費用の判断につながります。

築20年以上、外壁塗装をしていない我が家のことが気になっている方は、ぜひ一度ワジャサーの無料診断をご利用ください。塗装一筋40年・1都3県16,000件超の親方が、直接お伺いして現状をご説明いたします。営業電話は一切いたしません。